私は、お客さまに提案するときに重要視するポイントして、保険料があります。
どんなに良い保障内容でも、
継続できる保険料でなければ意味がないと思っています。
そのため、保障内容について、優先度を考えて頂き、2択を考えて頂くことがあります。
ただ、反省とともに、私も勉強になったエピソードを紹介します。
男性のお客さまから、お父さまの医療保険に関する相談を受けました。
検査入院のご経験があり、お話をお聞かせ頂く中で、
通常の医療保険は難しく、持病があっても加入しやすい
『緩和型医療保険』と呼ばれる商品を紹介しました。
緩和型医療保険は、加入しやすいというメリットもありますが、
通常より保険料が高くなるデメリットがあります。
私の提案は、必要だと思える保障を最小限にして、保険料を抑える提案でした。
ただ、お話をお伺いする中で、長期での入院をご心配なさっていたので、
幅広く120日を保障するプラン と
幅広く60日を保障して、
ガン・心疾患(心臓)・脳血管疾患の3つの大病になった場合入院日数を無制限保障するプラン
のどちらかでご検討頂くようにお話しました。
ご相談を受けていたことを踏まえると、私もどちらが良いと判断できず、
お客さまの価値観に委ねることにしました。
お話を行った3日後に連絡がありました。
『色々と考えましたが、
今回は、120日型に加えて、
ガン・心疾患(心臓)・脳血管疾患の3つの大病になった場合
入院日数を無制限保障するプラン
をお願いします。』
分かりましたとすぐには了承できず、私はプランを再度説明し、
保険料に関する説明もしつこく行います。
『丁寧に色々と調べたり、ご提案頂いてありがとうございます。
ただ、色々と考える中で、どちらかを選んだ場合、
対応できないデメリットを考えると、後悔しないように、決めました。』
保険料を重視していた私では、提案しないプラン。
後悔しないために、ご家族で話し合って出した結論に勉強させられました。
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