保険で資産運用するリスクとは?

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資産運用を目的にした保険の人気

保険業界全体では、年々新契約の取り扱い件数は減少しています。

しかし、「変額保険」という保険商品は、平成25年以降(7年前)から件数が増加しています。

平成25年から平成30年まで、5年間で比べると、166%と伸びています。

件数にして、約100万件増えました。

背景にあるのは、『老後の生活資金を自助努力で準備する』というスローガンがあります。

変額保険とは?

変額保険とは、月々お支払いする保険料の一部を、

株式や債券などの有価証券に投資し、

運用実績に応じて保険金額が変動する生命保険のことをいいます。

特に影響が出るのが、満期保険金額や解約返戻金額になります。

有価証券を中心に運用を行うことで、高い収益を期待できる一方で、

社会情勢や投資先の業績により損失を被るリスクも高まります。

そのため、ハイリスク、ハイリターンであると言われることもあります。

変額保険のリスク(具体例)

例えば、

死亡保障300万円、30歳、月額10,000円の保険料

の保険に加入した場合。

基本保険金額である300万円は、運用がうまくいかなったとしても、

一生涯保障されています。保障額が下がることはありません。

運用が、マイナスになっている場合、

満期保険金や解約返戻金が、支払った保険料よりも、下回ります。

60歳で、保険の満期保険金を受け取るとすると、

30歳から60歳まで30年。

月々10,000円×12ヵ月=年額120,000円

年額120,000円×30年=支払った保険料総額3,600,000円ですが、

運用がマイナスにより、受け取る金額が、2,500,000円になった

というケースが考えられます。

死亡保障を中心に考えていれば、

補償額(今回の例では300万円)は下がらないので安心です。

ただ、老後資金迄考えているのであれば、リスクを十分に考慮する必要があります。

将来性を予測する

変額保険で、最初に登場したのは、変額個人年金になります。

銀行の窓口で販売された2002年から、保険販売件数を拡大しました。

特に銀行の窓口販売による影響が大きかったと言われています。

資産運用を目的にしているので、投資リスクがありますが、

銀行の窓口で、オススメされると妙な安心感があったのかもしれません。

しかし、伸び続けていた保険販売件数は、リーマンショック後に減少しました。

良いときも、悪いときも経済の影響が受けやすくなります。

現時点では、コロナウイルスによる影響を考慮することが大切で、先行きは不透明になります。

ただ、長期的な視点(20年~30年)では、マイナスの影響を抑えることが可能なので、

日本の国債で運用している保険商品と比較すると、

将来性は高いと想定できます。

最後に

保険に加入する目的の1つとして「資産運用」を期待する考え方は、

年金問題、高齢化社会の要因もあり、年々ニーズが高まっています。

ただ、儲かる話、旨い話ではありません。

リスクやデメリットについて、正しい知識が大切になっています。

私自身も変額保険に加入しているので、経験談としてお話を聞きたい場合、

お問い合わせください。

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